「完璧な瞬間」 バルサGKテア・シュテーゲン、華麗な50m超ロングアシストを自画自賛
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ヘタフェ戦で完璧なロングフィードを送り、スアレスの先制ゴールをアシスト
バルセロナは現地時間28日に行われたリーガ・エスパニョーラ第7節ヘタフェ戦で2-0の勝利を飾り、鬼門となりつつあったアウェーで勝ち点3を確保した。この試合で殊勲の働きを見せたのは、ドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンだ。ビッグセーブだけでなく驚きの“先制点アシスト”まで披露した。
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バルサはエースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがベンチ外となるなかで、最終ラインがヘタフェの攻撃陣にたびたび裏を取られる場面が発生する。しかし、前半21分のビッグセーブをはじめ、テア・シュテーゲンがピンチを回避してスコアレスで試合を進めると、前半40分に守護神が驚きのプレーを見せる。
最終ライン裏に放り込まれたボールに対して、ペナルティーエリアを飛び出したテア・シュテーゲンは胸トラップで処理すると、迷うことなく前方へロングフィード。相手DFとGKの間に落ちる絶妙なパスにこれに反応したのはウルグアイ代表FWルイス・スアレスだった。飛び出したヘタフェGKをあざ笑うかのようなループシュートで、先制点をゲットした。
「完璧な瞬間だったよ。(走り込んでくれた)ルイスの素晴らしいゴールだったね。僕はアシストをマークしたことがなかったし、チームのためになることをできて良かったよ」
スペイン紙「マルカ」によると、試合後にテア・シュテーゲンはこのように話したという。
俊敏な反応でのビッグセーブと広大な守備範囲はもちろん、的確な足技でも評価が高まっているテア・シュテーゲン。ドイツ代表でもGKマヌエル・ノイアー(バイエルン)との正守護神争いが話題になるなかで、ヘタフェ戦で見せた“リベロGK”ぶりにはサッカーファンを改めて驚かせたと言っていいだろう。