S・ラモス、ダービーでの“副審侮辱”疑惑が物議 敵将シメオネは「雷のような怒りの表情」
白熱のマドリード・ダービーで騒動が発生
リーガ・エスパニョーラ第7節で注目の一戦、マドリード・ダービーが行われ、0-0のドローでアトレチコ・マドリードとレアル・マドリードが勝ち点1を分け合った。この試合で物議を醸しているのが、レアルのキャプテンであるスペイン代表DFセルヒオ・ラモスの“副審侮辱”疑惑だ。
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試合はホームのワンダ・メトロポリターノの大声援を受けるアトレチコが序盤押し気味で入った。しかしジネディーヌ・ジダン監督率いるレアルも反発力を見せ、前半41分にドイツ代表MFトニ・クロースがボレーで相手ゴールを脅かせるなど緊迫感漂う展開に。
後半30分にはレアルの元フランス代表FWカリム・ベンゼマのヘディングシュートをアトレチコのスロベニア代表GKヤン・オブラクがファインセーブで防ぐなど、最後までお互いが守備で意地を見せる展開となった。
その白熱の一戦のなかでちょっとした騒動となっているのが、セルヒオ・ラモスとディエゴ・シメオネ監督だ。スペイン紙「AS」によると前半終了の笛がなった瞬間、「雷のような怒りの表情」を浮かべたシメオネ監督が審判団に対してクレームをつけに来たという。
何がきっかけかというと、セルヒオ・ラモスが試合中に副審に対して、スペイン語における侮辱発言である「売春婦の息子め!」と罵ったようで、それにシメオネ監督が怒りを覚えたというのだ。
「ピッチで起きていることはピッチのなかにとどめておく。ただアシスタントレフェリーはセルヒオ・ラモスが言ったことを知っているはずだ」
シメオネ監督は試合後の会見でこのように話している。相手選手へのハードマークなど、何かと物議を醸しがちなセルヒオ・ラモス。今回はダービーという舞台で闘将シメオネ監督の怒りを買うことになった。