ファン・ハールも頭が痛い!? CL敗退のマンUを襲う主力9人不在の異常事態
満身創痍で敵地ボーンマス戦に臨む
マンチェスター・ユナイテッドは12日の敵地ボーンマス戦を主力9選手が不在という異常事態で迎えることとなった。8日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ヴォルフスブルク戦に2-3と敗れ、地元メディアからバッシングの嵐を受けている状況の赤い悪魔だが、満身創痍の状況でアウェーに乗り込むこととなった。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
ユナイテッドはこれまでに主将FWウェイン・ルーニーをはじめ、長期離脱中のDFルーク・ショーや肩を負傷して手術を受けたDFマルコス・ロホ、DFフィル・ジョーンズ、MFアントニオ・バレンシア、MFアンデル・エレーラが戦線離脱。加えてヴォルフスブルク戦で守備の要であるDFクリス・スモーリングが股関節を、DFマッテオ・ダルミアンも太もも裏を故障し、次節を欠場することとなった。
さらに、5日のウェストハム戦で相手選手に肘打ちを見舞ったMFバスティアン・シュバインシュタイガーが3試合の出場停止処分を下されており、計9人の主力を欠いての戦いとなる。フランス代表MFモルガン・シュナイデルランは復帰できる見込みとはいえ、特に守備陣は壊滅的な状況だ。
昇格組のボーンマスは前節でチェルシーを撃破し、降格圏を脱出して17位につけている。ユナイテッドはCL敗退のショックを払拭すべく、名門の威信をかけてリーグ戦に挑む。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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