ウルグアイ代表DFゴディン、新天地イタリアの印象を告白 「戦術的というより…」
アトレチコからインテルへ移籍、開幕5連勝と好調のチームに貢献中
ウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディンは今夏、スペインのアトレチコ・マドリードからイタリアのインテルへ移籍した。インテルは開幕から5連勝で首位に立っているなか、ゴディンが新天地での日々について語っている。スペイン紙「マルカ」が伝えた。
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今季の開幕前、インテルはゴディンに3年の長期契約をオファー。長年、アトレチコで活躍を続けてきたゴディンだったが、33歳になった彼はインテルと新たな契約を結んでいる。
イタリアでの生活について問われたゴディンは、「ミラノでは、まだ少しの時間しか過ごしていない。練習もあるから、あまりできていないんだ。先日、ドゥオーモ(教会堂)を見に行ったよ。食事が20時くらいだから、スペインより早いね。(同じウルグアイ代表の)マティアス・ベシーノとボルハ・バレーノがいるから、溶け込みやすいよ」と、振り返っている。
経験豊富なゴディンだが、アトレチコ時代のように自身がリーダーのようには感じていないようだ。「新しく仕事を始めている誰もが同じように感じると思うけど、物事を少しずつ進める必要があるんだ。ドアを蹴散らして押し付けるようなやり方は、僕のスタイルではない。もちろん僕のことを知ってくれているし、重要だと感じてくれているけれどね。イタリア語のほとんどは理解できるけど、自分の言葉で表現をするのは難しい。でも、ロッカールームは暖かいし、良い人ばかりだよ」と、快適に過ごしていると明かした。
アントニオ・コンテ監督が採用している3バックも、難なくこなしているゴディン。「これまでよりも攻撃に関わる回数は多いね。でも僕は適応するために十分な経験を積んでいると思うよ」と、自信を覗かせた。
イタリアのサッカーは戦術的という意見があるが、ゴディンは「フィジカルの強さを感じている」と話す。「カルチョ(イタリア語でサッカーの意)は、大きく変わった。多くのゴールが生まれ、ゲームもオープンだ。戦術的というより、フィジカルの強さを感じるね」と、ここまでの印象を語っている。
ユベントスの9連覇を阻止できるかという問いには、「自分たちは、その筆頭候補だと思っているよ。ユーベは何年も力のある選手たちを補強してきた。彼らが大きなアドバンテージを持っているのは確かだけど、このクラブは野心的だ。すべてを勝ち取るために頑張るよ」と語る。新天地インテルで新たな風を吹かすことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)