ランパード監督、“スパイ前科”のビエルサ監督のフェアプレー賞に苦言 「不可解な決定」
昨季ダービーを率いたランパード監督はスパイ行為の被害に「受賞を聞いた時は笑った」
ランパード監督は当時、リーズと同じ英2部に在籍するダービーを率いていた。そして今年1月の直接対決を前に、リーズのスタッフがダービーの練習をスパイしていたことが発覚。ビエルサ監督はスパイ行為を認め、クラブには20万ポンド(約2700万円)の罰金処分が下された。ビエルサ監督は過去にもスパイ行為を行っていたことを暴露し、大きな話題を呼んだ。
ランパード監督はそんなビエルサ率いるリーズのフェアプレー受賞に疑問を呈している。
「(受賞を聞いた時は)笑ったよ。あのスパイゲートで何が起きたのかはよく知られていることだ。彼らは罰金処分も受けたし、ルールも少し変更された。(受賞は)不適切だと感じている。不可解な決定だ」
スパイ騒動大きな波紋を広げたリーズとビエルサ監督だが、このフェアプレー賞受賞で再び議論を巻き起こすことになっている。