神童ウーデゴールのレアル復帰は? 地元ファンは“1年前倒し”を期待「いつ見られるんだ?」
ソシエダとは2年間の期限付き移籍で契約 レアルが今季終了後に復帰要求の可能性も…
ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールは今季、名門レアル・マドリードに加入してから3度目となる期限付き移籍で同じスペイン1部のレアル・ソシエダへ渡った。今回、ソシエダで見せているパフォーマンスからレアルファンは、「いつ再びレアルで見られるんだ?」と声をあげているという。スペイン紙「AS」が報じている。
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2018-19シーズン、ウーデゴールは期限付き移籍したオランダ1部フィテッセでリーグ戦31試合8得点と活躍。今夏、再びレアルからローン移籍されることが決まると、レアル・ソシエダとドイツのレバークーゼンという二つの選択肢のなかから、前者を選んだ。
ソシエダに加入したウーデゴールの活躍ぶりは、今季の大きな話題となっている。最新試合の第6節アラベス戦(3-0)では、相手選手を股抜きし、20ヤード(約18メートル)のスルーパスで3人の相手を無力化。ボールをゴール前のFWミケル・オイアルザバルに通してアシストをマークしている。
中盤の補強が必要だとされるレアルのファンは、こうした活躍を見て、ウーデゴールの復帰を望んでいるが、実際に20歳の若いMFは、いつベルナベウの一員になれるのか。
ソシエダに期限付き移籍する前、ウーデゴールはレアルとの契約を2023年まで延長。その後、ソシエダとレバークーゼンが2シーズンの期限付き移籍をオファーし、ソシエダはその期間の年俸200万ユーロ(約2億4000万円)を全額支払う契約となっている。
ただし、公式発表によるレンタル期間は1年間。レアルがウーデゴールを戻したいと考えない限り、彼は再びソシエダでプレーすることになるのだ。ローン移籍は1シーズンのみという規約があるため、両クラブはこのような契約を結んだという。
このため、レアルが今季終了後に彼を戻したい場合はそれが可能。その際はレアルが200万ユーロをソシエダに支払うことになるという。また、ウーデゴール本人の意見も尊重されるようだ。
スペイン紙「マルカ」は20年1月の冬の移籍市場での早期復帰を否定し、レアルは経験を積ませる考えだとしている。
ここまでリーグ戦6試合で2得点1アシストという結果を出しているウーデゴールも、今後の2シーズンをソシエダで過ごし、自身の立場を確立したうえで、レアルに復帰したいと考えているようだが、この活躍が続けば、そのプランも1年前倒しになるかもしれない。