“完全復活”のザンクト・パウリ宮市、豪快な今季初ゴールにブンデス公式も反応 「祝」
オスナブリュック戦で左サイドからのクロスを豪快に左足で叩き込んで同点弾をマーク
ドイツ2部ザンクト・パウリの元日本代表FW宮市亮は、21日のリーグ第7節オスナブリュック戦(1-1)で、今季初ゴールを挙げた。開幕から7戦連続フル出場を果たし、2019-20シーズンのドイツ2部で最速となるトップスピードを記録するなど“完全復活”を印象づけているが、ブンデスリーガ公式ツイッターも「祝」とゴールを祝福している。
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宮市は中京大中京高在学中の2010年12月にイングランドの名門アーセナルと契約。その後は期限付きでフェイエノールトに移籍するなど順風満帆なキャリアを積み重ねると思われていた。しかし、期限付き移籍を繰り返すなかで、両膝の前十字靭帯を断裂するなど大怪我に苦しんできた。それでも、負傷を乗り越えて復帰。現在、ザンクト・パウリではレギュラーをつかみ取り、再び輝かしい道を歩もうとしている。
21日の2部第7節オスナブリュック戦でも開幕から7試合連続スタメン出場。右サイドに入った宮市は1点ビハインドの前半22分、左サイドからカットインしたギリシャ代表FWディミトリオス・ディアマンタコスのラストパスに合わせてゴール前で左足を一閃。豪快な一撃がクロスバーをかすめてネットに突き刺さり、今季初ゴールで同点に追いついてみせた。
ブンデスリーガ公式ツイッター日本語版は「祝#宮市亮 選手の今季初ゴール」と動画付きで祝福した。宮市はオスナブリュック戦で開幕から7戦連続フル出場を果たしたのに加え、今季2部で最速となるトップスピード35.17km/hもマーク。これまで度重なる怪我に苦しんできたなか、完全復活を強烈に印象付けており、29日のリーグ第8節ザントハウゼン戦でも活躍が期待される。