ジダン監督、“デビュー1分弾”の18歳新星メンバー外を明言 「少しずつ成長させる段階」
ロドリゴはオサスナ戦で公式戦デビュー即初ゴールも…「カスティージャでプレーする」
リーガ・エスパニョーラは現地時間28日、第6節を迎える。今節で最も注目のマッチアップと言えば、レアル・マドリードとアトレチコ・マドリードの“マドリード・ダービー”だろう。プレシーズンマッチでは7-3とアトレチコの圧勝に終わったなかでレアルの逆襲に注目が集まるが、ジネディーヌ・ジダン監督は前節出場1分で初ゴールを奪ったブラジル人MFロドリゴをメンバー外としたことを明らかにしたようだ。
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スペイン紙「マルカ」によると、ジダン監督は「我々には常に責任がある。監督として私は今それを味わっているところだが、何をすべきか理解しているし、試合に挑む準備はできている」と言及。同時に、インターナショナル・チャンピオンズカップで3-7の惨敗を喫したことについては、「勝ちたい。何も考えを変えることはない」と強調した。
それとともに現在レアルで注目を集めているのは、18歳の新鋭ロドリゴだ。現地時間22日のリーガ第5節オサスナ戦(1-0)に招集され、後半26分から同胞のFWヴィニシウス・ジュニオールと代わってピッチに送り出された。するとたった1分でゴールネットを揺らし、公式戦デビューで即初ゴールという特大インパクトをもたらした。
しかし、沸き立つメディアをよそに、ジダン監督は冷静な判断を下していたようだ。
「明日、彼はカスティージャでプレーする。先日起こったことに関しては嬉しいことだ。ただし、彼はチームとともに少しずつ成長させる段階だ。この決定は水曜日の試合前に決めていたことだ」
これはスペイン代表MFイスコ、クロアチア代表MFルカ・モドリッチら本来の主力が「全員回復した」(ジダン監督)と戦線復帰したこともあるだろう。とはいえ招集外となったことをジダン監督が言及すること自体、ロドリゴへの注目度がアップした証拠と言えそうだ。