鮮烈デビュー弾のレアル18歳MF、母国英雄に敬意 「ロナウドとの比較は望まない」
オサスナ戦出場から93秒でデビュー弾のロドリゴ、FWロナウドとの比較論に言及
スペイン1部第6節オサスナ戦で鮮烈デビュー弾を沈めたレアル・マドリードのブラジル人MFロドリゴ・ゴエスは、元ブラジル代表FWロナウドのクラブ史上最速ゴールの記録に迫ったことに対し、「ロナウドと比較されたくはない」と最高の選手との比較は意味をなさないと語っている。衛星放送「ビーイン・スポーツ」が報じた。
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レアルは日本時間26日、ラ・リーガ第6節でオサスナと対戦。週末の試合から多くの主力を入れ替えて臨んだ試合は、36分にブラジル人FWヴィニシウス・ジュニオールの得点で先制すると、後半途中に投入された18歳のロドリゴが公式戦デビューからわずか93秒でゴールを奪取。2-0の勝利に大きく貢献した。
このロドリゴが決めた93秒のゴールは、ブラジルの英雄ロナウドが2002年に記録した62秒に次ぐレアルデビュー戦における2番目の早さ。そういった経緯もあってロナウドと比較する論調が出てもおかしくないが、ロドリゴはその状況を求めていないと言い切っている。
「彼は史上最高の1人であり、僕の国でも最高の人物なんだ。だから、ロナウドとの比較は望まない。ゴールについては上手くコントロールさえできれば、そこから物事が上手くいくことは分かっていた。僕はここでプレーできることを常に示していかなければならないんだ」
それでもロドリゴは得点の瞬間について「僕は言葉を失ったよ。レアルに加わった時からこの瞬間を夢見てきた。ファンが僕の名前を呼ぶなかでベルナベウを駆け回れる……。僕はとても幸せだよ」と語り、当時の心境を語っている。
レアルで確かな一歩を踏み出したロドリゴ。今後、どんな活躍を見せてくれるのか期待が高まっている。