元英代表DFキャラガー、現役時代の“強敵だった相手”を告白 「できることは多くない」
FWアンリとFWドログバの名前を挙げつつ、強敵アタッカーを列挙
リバプールのレジェンドである元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏が、英衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューに応じ、現役時代に最もタフだった対戦相手に元フランス代表FWティエリ・アンリ氏と元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ氏の名前を挙げた。
アンリ氏はアーセナルに移籍し、センターフォワードの役割を与えられたことで才能が開花。同クラブでは375試合に出場して、228得点を挙げる活躍を見せた(2012年の復帰時も含む)。その後バルセロナへ移籍し、2010年に米MLS(メジャーリーグサッカー)へ。12年に2カ月間だけレンタルでアーセナルに復帰。14年12月に現役を引退した。
一方、チェルシーでクラブ歴代4位のゴール数を保持するドログバは、同クラブで4度のプレミアリーグ優勝、11-12シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ制覇を果たすなど一時代を築き、レジェンドとしての地位を確立した。選手時代はマルセイユ、チェルシー、ガラタサライといった名門クラブを渡り歩き、2018年限りで現役引退している。
キャリアで最も手強かった相手を聞かれたキャラガー氏は、アンリ氏とドグロバ氏の名前を挙げたうえで、「ディフェンダーとして、時にアラン・シアラー、アンリ、ウェイン・ルーニー、ロビン・ファン・ペルシーのような当時のトップ選手と呼ばれる人たちと対戦した時、一定の状況においてはできることはそう多くない。なぜなら、彼らはそれほど良い選手だったからだ。(2006年の)ドグロバのゴールの時もそうだった」と語る。
そして、「(リバプール時代)フェルナンド・トーレスやルイス・スアレスというような素晴らしいストライカーたちと毎日練習をしたが、彼らと対戦をしたことはない」と話し、「ディフェンダーとして、一つのミスで試合が終わると分かっていた。なぜなら、ジョン・テリーが最終ラインにいればチェルシーが失点することはあまりなかったが、先制点を奪えればこちらもなかなか失点はしなかった」と当時を振り返り、チェルシーとの試合は0-0や1-0の接戦だったと語った。
数多くのアタッカーたちと対峙してきたキャラガー氏だが、今でもアンリ氏とドログバ氏のプレーが印象深く残っているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)