サラゴサ監督、“大黒柱”香川の離脱の可能性に言及 「願わくば招集されないことを…」
10月のW杯アジア2次予選で日本代表に復帰すれば、リーグ戦2試合の欠場が確定だが…
MF香川真司が所属するレアル・サラゴサは、現地時間29日にリーガ・エスパニョーラ2部第8節オビエド戦に臨む。そのチームにあって話題となっているのが、10月の日本代表戦で香川が招集されるか否かだ。その話題について、ビクトル・フェルナンデス監督が会見でも触れている。
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前節ルーゴ戦でスコアレスドローに終わったサラゴサは、1試合少ない状況でオビエド戦を迎える。現在3位のチームとしては、さらに順位を上げておきたい一戦となる。スペイン地元紙「Diario de Mallorca」は、「我々は勝ち点を競う。良い結果を得られれば、前向きな流れになっていく。成熟度が試される。対戦相手からの圧力に耐える必要がある。彼ら(オビエド)は序盤から強めに戦ってくるだろう」と展望している。
それとともに触れているのは、香川の代表招集についてだ。10月に行われるカタール・ワールドカップのアジア2次予選モンゴル戦(10日)、タジキスタン戦(15日)の連戦に招集される可能性が報じられる一方で、サラゴサは2部ということもあって13日にヌマンシア戦、16日にフエンラブラダ戦の2試合が組まれており、代表活動に参加すれば欠場が確定となる。それについて、指揮官はこのように話したという。
「もしシンジが招集されたとしても、それが最後になるわけではない。願わくば招集されないことを願いたいが、まだまだ我々には試合が残されている。これは他者が決める問題だからね」
このような質問が出ること自体、香川がすでに盤石のレギュラーの地位を築いた証拠と言えるだろう。まずは直近のオビエド戦でチームを勝利に導くことが、香川に求められるタスクとなる。
(FOOTBALL ZONE編集部)