ミランとインテル、768億円新スタジアムのデザイン案公表 イメージ映像を英紙公開
両クラブが現在の本拠地サンシーロの改修案を拒否 2022年完成の新スタジアム建設へ
イタリアのセリエAに所属するACミランとインテルは、両チームの象徴的なスタジアムであるサンシーロの隣に建設される予定の新たな6万人収容のスタジアムについての計画を発表。新スタジアムのデザイン案が公表されたほか、費用は6億5000万ユーロ(768億円)を想定し、3年をかけて建設することが予定されているようだ。英テレビ局「BBC」が報じた。
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ミランとインテルは、もともとサンシーロの改修案があったものの、推定5億1000万ユーロの費用がかかるなかで損失の面が大きいと考えて改修案を拒否。そのため現在両クラブが使用している「サンシーロ」に代わる新たなスタジアムの建設計画を進めてきた。そして今回は新スタジアムのデザイン案が公表されたほか、費用は6億5000万ユーロを想定。また3年をかけて建設することが発表されている。
今回の件に関して口を開いたミランのパオロ・スカローニ会長は、いろいろな提案についてファンに相談することを計画していると明かしながら、新スタジアム建設への思いを語っている。
「ACミランとFCインテルナツィオナーレは、70年以上にわたってサンシーロというスタジアムを共有してきた。そして、今回のプロジェクトの強みは新たなミラノスタジアムへの二つのクラブのコミットメントだ。これは投資を増やすことで、都市にスポーツを提供するという共通の目標を意味する。そして両チームが関与して3500人以上の雇用を創出するイベントを作ることで1年中活気のあるエンターテイメントに溢れた場所を作ることを意味している」
ミラノの発展のために動き出したミランとインテル。完成予定の2022年にはどんなスタジアムが出来上がるのだろうか。