「黙って子どもたちにプレーさせろ」 元名古屋FWリネカー、草サッカーの保護者に苦言

子どもたちの“スポーツ愛”の喪失を懸念 「過剰に反応してしまうのは分かるが…」

 リネカー氏は、親の行動が子どもたちを傷つけていると強調している。

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「私はピッチの上を歩き回る親たちを見てきた。そして、その中の1人は子供の首根っこを掴み、『そんなふうにプレーしていたら、一生成功しない』と叫んでいたんだ。私は、『おいおい、彼はいずれにせよ、成功しないさ。だから落ち着いて、彼にサッカーを楽しませてやれ』と思ったよ」

 そして、「何が事実かと言えば、彼らはいつかは、自分にふさわしいレベルに到達する。サッカーだけでなくどんなスポーツでも、不安を持ってプレーしたらパフォーマンスは低下する」と述べ、「スポーツは本物のドラマだ。私たちにとって重要すぎるので過剰に反応してしまうのは分かるが、スポーツのない、その感情のない生活を想像してみなさい」と続けた。

 大人の感情を押し付けすぎて、子どもたちがスポーツに対する愛を失ってしまうことを懸念しているリネカー氏。その思いは保護者たちへと届くだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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