CL敗退後にファン・ハールから批判されたシュバイニー ドイツ代表の恩師は擁護
「疑問の余地のない我々のキャプテン」と信頼を寄せるレーヴ監督
ドイツ代表のヨアヒム・レーヴ監督が、マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督から批判されたMFバスティアン・シュバインシュタイガーを擁護したと、ドイツ地元紙「ビルト」が報じている。
ユナイテッドは9日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ最終節で、ヴォルフスブルクに2-3で逆転負けを喫した。無念の敗退後、ルイス・ファン・ハール監督は今季開幕前に自ら獲得に乗り出したバイエルン時代の教え子、シュバイニーに怒りの矛先を向けた。
途中交代を言い渡した31歳のドイツ代表MFについて「理由もなく交代はしない」「今日の試合で目にしたバスティアン・シュバインシュタイガーは、私がバイエルンを指揮した頃の彼とは言い難い」と不満を爆発させていた。
オランダ人指揮官の容赦ないクレームに、レーヴ監督は擁護に乗り出した。「ドイツサッカー協会としてはバスティアンの現状は理解している。彼は依然としてワールドクラスの選手で疑問の余地のない我々のキャプテンだ。彼のような経験深い選手にも、新しいリーグへの適応時間は必要なものなんだ」と冷静に主張した。
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