前タイ代表監督が森保ジャパンに感銘 「すごく良いチーム」と絶賛した理由とは?
前タイ代表監督が語る日本の印象
2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)から1年2カ月。森保ジャパンの2022年カタールW杯に向けた戦いが幕を開けた。9月10日、W杯アジア2次予選が各国で行われ、日本代表は厳しい環境のアウェー(ヤンゴン)でミャンマー代表と対戦し、MF中島翔哉(ポルト)とMF南野拓実(ザルツブルク)がゴール。W杯未経験の選手たちがプレッシャーのかかる舞台で結果を残し、2-0と見事に白星スタートを切った。
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日本代表の一戦と同日、ジャカルタではロシアW杯で日本代表を指揮した西野朗監督率いるタイ代表がW杯アジア2次予選第2戦でインドネシアに3-0と快勝し(5日の第1戦ベトナム戦は0-0)、予選で初白星を手にした。
W杯アジア2次予選に向けて、西野新監督にチームを委ねることになった前タイ代表監督のシリサック・ヨーヤータイ氏は、これまでタイ代表のコーチ、監督という立場で、対戦相手として日本代表を見てきた。彼の眼に日本代表はどのように映っていたのだろうか。
「日本代表チームは、常に規律を守り、改善しようとしている。1月のアジアカップでも、すごく規律を守っていました。日本はオンもオフも規律を守って、プロフェッショナル精神が高い。それは、選手だけではなく、コーチングスタッフも同じです。戦術もバラエティーがあって、すごく良いチームだと思います。私は、日本人のコーチと働いたことがありますが、日本人と一緒に仕事をしたことで、自分のプロフェッショナル精神が高まったと感じています。そして、なぜ日本がW杯に行けたのかということを学び、子どもたちに伝えています。戦い続ける姿が常に見られるので、いつか日本がW杯で優勝できると信じています」(シリサック氏)