マジョルカ久保は「十分ではなかった」 勝利に導く活躍を現地紙も要求「不幸にも…」
リーガ初先発でフル出場 強豪アトレティコ相手にポスト直撃の一撃で見せ場を作るも…
スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は、現地時間25日のリーガ・エスパニョーラ第6節アトレチコ・マドリード戦で初先発を飾り、フル出場を果たした。後半開始早々にはポスト直撃の一撃を放つなど存在感を放ったが、結果はリーグ屈指の強豪相手に0-2で完敗。スペインメディアは「久保は十分ではなかった」と伝えている。
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出場4試合目で初先発となった久保は、右サイドハーフでスタート。アトレチコに主導権を握られるなか、1点ビハインドの後半2分に最大の見せ場が訪れた。
自陣でボールを拾った久保は、MFサルバ・セビージャとのワンツーを交えながらドリブルで持ち上がり、右サイドを駆け上がってきたMFダニ・ロドリゲスに展開。そのままペナルティーエリア内に侵入し、ダニ・ロドリゲスのスルーパスに右足を振り抜いた。
シュートはアトレチコのモンテネグロ代表DFステファン・サビッチの左足をかすめてゴールへ。ボールは右ポストを直撃して跳ね返り、スロベニア代表GKヤン・オブラクの臀部にヒット。ボールは浮き上がって再び右ポストを直撃し、オブラクも左手を伸ばすが弾き切れずゴールライン方向に飛んだが、回り込んだコロンビア代表DFサンティアゴ・アリアスに間一髪のところでクリアされて惜しくも久保のリーガ初ゴールはならなかった。
データ分析会社「オプタ」によれば、ゲームハイの15デュエルを記録するなど奮闘した久保だが、試合は後半19分にアトレチコのポルトガル代表FWジョアン・フェリックスに追加点を奪われて0-2で敗戦。マジョルカはこれでリーグ戦5試合未勝利となった。