移籍決定なら、香川は大ピンチに直面

　英地元紙デイリー・ミラーによると、ファンハール監督はすでにアトレチコ・ビルバオからMFアンデル・エレーラ、サウサンプトンからDFルーク・ショーを獲得しているが、さらに4選手の補強を目論んでいるという。その一方で、ユベントスに放出したフランス代表DFパトリス・エブラ以外に、10選手を削減する方針だと伝えられている。このリストラリストに香川真司の名前が入っているという報道もある。

　ブラジルワールドカップ1次リーグ第3戦の日本－コロンビア戦では香川とクアドラードはともに先発したが、クアドラードは先制PKを決めるなど活躍。一方で、香川は決定力を示せずに、試合は1－4で惨敗した。

　昨季リーグ7位に低迷し、欧州のカップ戦出場権を持たないマンUのリストラ候補にもその名が挙がる香川だが、クアドラード加入時には出場機会が減少するリスクは非常に高い。ワールドカップの雪辱を晴らそうという香川は開幕前にして早くも大ピンチに直面している。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web