南野拓実の同僚、大ブレイクFWがマンU監督に感謝 「僕の人生に大きな衝撃を与えた」

ザルツブルクFWハーランド(右)はマンUのスールシャール監督に恩を感じている【写真:Getty Images】
ザルツブルクFWハーランド(右)はマンUのスールシャール監督に恩を感じている【写真:Getty Images】

今季CLデビュー戦でハットトリックと活躍のハーランド、恩師スールシャールについて言及

 レッドブル・ザルツブルクで日本代表FW南野拓実と同僚のノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドが、モルデ時代の恩師であるオレ・グンナー・スールシャール監督(現マンチェスター・ユナイテッド監督)を「僕の人生に大きな衝撃を与えた」と称賛している。

 今年1月、ザルツブルクに加入した19歳のハーランドは今季オーストリアの地で大ブレークを遂げている注目株だ。今季リーグ開幕8試合で11得点をマーク。さらにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)デビュー戦となった17日のヘンク戦(6-2)では前半だけでハットトリックを決める離れ業を披露し、その名を世界に知らしめた。国内カップ戦も含めれば、ここまで10試合出場で17得点を積み重ねている。

 生まれはイングランドだが、育成年代から一貫してノルウェー代表としてプレーしてきたハーランド。そんな彼にとってのアイドルは、同国のレジェンドで、現在はマンチェスター・ユナイテッドを率いるスールシャール監督だ。

 ハーランドは2017年から18年までプレーしたモルデでは師弟関係にあった指揮官について、ノルウェーの地元テレビ「TV2」のインタビュー内で大きな影響を受けた人物として称えている。

「彼は僕の人生に大きな衝撃を与えました。人間としても、指導者としても。彼はチャンピオンズリーグを勝ち取った本当に素晴らし選手です。彼からは多くのことを教わりました。スールシャールは素晴らしい人間であり、最高の監督でした。今、僕がここにいる大きな理由の一つが彼の存在です」

 ハーランドの大ブレークの影には、スールシャール監督という偉大な存在が欠かせなかったようだ。そして、いつかは先輩と同じ大きな舞台でプレーしたいとの夢も明かしている。

「人生のなかで、世界最高のクラブでプレーすることを夢見ています。特にイングランドのフットボールを夢見ています」

 現役時代に“赤い悪魔”(ユナイテッドの愛称)で活躍したスールシャール監督の背中を見て育ったハーランド。ザルツブルクで研鑽を積むストライカーがプレミアリーグの舞台に立つ日もそう遠くはないかもしれない。

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