2度目の先発出場　決勝弾を演出しアピールに成功

　ポルトガル1部FCポルトの日本代表MF中島翔哉が現地時間25日に行われた国内リーグカップのサンタクララ戦に先発出場し、前半アディショナルタイム2分に左サイドからのクロスで移籍後初アシストを記録。ポルトガルメディア「レコルド」では「ベストな要素だった」と報じられている。

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　0-0で迎えた前半終了間際、中央から左サイドに流れて味方からの浮き球パスを受けた中島。左足のキックフェイントで追いすがるマーカーをかわし、右足で鋭いクロスを供給すると、ニアサイドへ走り込んだDFジオゴ・レイテが頭で合わせ、先制ゴールへとつながった。現地メディア「レコルド」の試合速報では「左サイドでナカジマがいい仕事をした」と報じられた。

　移籍後初アシストを記録した中島は、後半にピッチ中央で“エラシコ”で相手選手を翻弄するなど切れのある動きを披露した。試合はこのまま1-0で終了。「レコルド」が「日本人はサンタクララ戦のベストな要素だった」と称されたたように、中島はチームの勝利に大きく貢献した。

　ポルト移籍後では8月13日のUEFAチャンピオンズリーグ予選クラスノダール戦以来2度目の先発出場だった中島。新天地でのレギュラー奪取に向けたアピールに一つ成功した。