デポルティボ柴崎、今夏の移籍に「後悔はない」と断言 「目標をしっかり持っている」

デポルティボ・ラ・コルーニャMF柴崎岳【写真:Getty Images】
デポルティボ・ラ・コルーニャMF柴崎岳【写真:Getty Images】

現地での記者会見に出席 今季18位と苦戦中も改善に向けて前向きな姿勢を示す

 日本代表MF柴崎岳の所属するスペイン2部デポルティボ・ラ・コルーニャは、今季ここまで1勝3分3敗の18位と苦戦している。現地時間29日にミランデスとのリーグ第8節を控えるなか、柴崎は記者会見に出席。今夏のデポルティボ移籍について問われ、「後悔はない」と語った。

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 柴崎は今夏、スペイン1部ヘタフェからデポルティボに移籍。開幕からスタメンの座を確保し、日本代表に招集されて欠場した第4節アルバセテ戦(0-1)以外はすべて先発出場を果たしている。

 主力としてプレーを続ける柴崎は現地で行われた記者会見で、前節カディス戦の結果(0-0)や今季の出来に関する質問に回答。そのなかで今夏の移籍について「間違った決断だったと思っていないか?」と問われ、苦笑しながら次のように答えている。

「自分の決断に後悔というものは、これまでの人生の中でもない。今いる選手に対しての疑いもないですし、みんながプロフェッショナルとしてこのチームを良くしたいと思っていると思う。プリメーラ(1部)に上がっていくという目標を、僕はしっかり持っています」

 昨季は1部昇格プレーオフ決勝でマジョルカに敗れ、“今季こそ”という機運のなかでチームは不調に陥っているものの、柴崎は疑念を抱くことはないと即答した。会見のなかでは、チームの苦境に対しての分析も語っている。

「一つの要因では語れないと思います。現実的に、今いる選手は昨季とまったく違うところから集まっていて、メルカート(移籍市場)の最後の日に集まった選手も多くいるということもあります。自分たちとしては良い準備をしているつもりでも、実際試合になると違うものもあって、チームの戦い方が成熟し切れていない部分がまだある。今は試合を重ねて良くなってきている部分もあるし、逆に問題点がまだ解決できていない部分もある。そこは選手もよく話し合っているし、テクニコ(首脳陣)もその部分を感じ取って、ミーティングなどで選手たちに指摘は行っている」

 決して順風満帆とはいえないシーズンにあっても、後ろ向きにならず現状と向き合う覚悟を改めて示した柴崎。ここからチームを上位に導くパフォーマンスに期待したい。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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