宮市亮、今季ドイツ2部“最速”マークに現地メディア感嘆 「スピード違反」「ロケット」
今季初ゴールを記録したオスナブリュック戦でトップスピード35.17km/hをマーク
ドイツ2部ザンクト・パウリの元日本代表FW宮市亮は、故障に苦しんできたこれまでから一転、今季は開幕から全試合フル出場している。21日のリーグ第7節オスナブリュック戦(1-1)では、2019-20シーズンのドイツ2部で最速となるトップスピード「35.17km/h」を記録。海外メディアも「スピード違反」「ロケットに点火」と熱視線を送っている。
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宮市は中京大中京高在学中の2010年12月にイングランドの名門アーセナルと契約。その後は期限付きでフェイエノールトに移籍するなど順風満帆なキャリアを積み重ねると思われていた。しかし、期限付き移籍を繰り返すなかで、両膝の前十字靭帯を断裂するなど大怪我に苦しんできた。それでも、負傷を乗り越えて復帰。現在、ザンクト・パウリではレギュラーをつかみ取り、再び輝かしい道を歩もうとしている。
21日の2部第7節オスナブリュック戦でも開幕から7試合連続スタメン出場。1点ビハインドの前半22分、左サイドを突破したギリシャ代表FWディミトリオス・ディアマンタコスからのクロスを豪快に左足で叩き込み、今季初ゴールで同点に追いついてみせた。
ザンクト・パウリ公式ツイッターによると、宮市はこの試合でトップスピード35.17km/hを記録で、今季2部で最速だという。ドイツメディア「TAG24」は「危険! ザンクト・パウリの宮市亮がロケットに点火」と見出しを打ち、35km/h超えの快足を「スピード違反」と表現している。
怪我に苦しんだ宮市もまだ26歳。キャリアベストの状態に徐々に近づいていると言っても過言ではないかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)