マジョルカ久保は「リーガのライジングスター」 異国での“飛躍”を海外メディアも予想
18歳にして世界最高峰のスペイン1部で堂々とプレー 「久保は決して相手を恐れない」
スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は、現地時間22日に行われたリーグ第5節ヘタフェ戦(2-4)でスペイン初アシストをマークした。待望の結果を残したことを受け、海外メディアも「ラ・リーガのライジングスター」と18歳のレフティーを紹介している。
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久保は今夏、スペインの名門レアル・マドリードに加入後、同じ1部のマジョルカへ期限付き移籍が決まった。8月31日の第3節バレンシア戦でリーガデビューを飾ると、22日のヘタフェ戦では味方2人が負傷して前半19分から緊急出場。3点ビハインドと敗戦濃厚の後半25分、左足のピンポイントクロスでクロアチア人FWアンテ・ブディミルのゴールをアシストするなど、反撃ムードのきっかけを作った。
出場3試合目で初めて結果を残した久保だが、衛星放送「FOXスポーツ」アジア版も「ティーンエイジャーの日本のセンセーション、久保建英はラ・リーガのライジングスター」と見出しを打ち、日本人レフティーについて触れている。
「レアル・マドリードからマジョルカにレンタルされている日本のスター、久保建英はラ・リーガのライジングスターになるポテンシャルを秘めている。技術に優れた攻撃的MFの久保は、勢いを生み、ハードワークへの意欲もある。すでに日本代表で、ラ・リーガでも重要な役割でプレーすることを期待されている。久保は決して相手を恐れない。そして、マジョルカでの今後の道に確信を持っている」
記事では、久保が2020年の東京オリンピック出場や長期的ビジョンでレアルのトップチームデビューが期待されるなか、本人はマジョルカでのプレーに集中しているとしつつ、「ラ・リーガのファンはこのライジングスターが常に見せるスキルとゴールをもっと見たいと思っている」と世界的な注目度の高さを伝えている。
ワールドカップ予選が続く日本代表活動との両立が見込まれるなか、久保はリーガで結果を残し続けられるだろうか。