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リーグ10戦連続スタメン落ちの本田がさらなる窮地 悪童バロテッリが次節メンバー入りへ
本田は右サイドハーフの序列でさらに降格も
4-4-2システムに方針転換したシニシャ・ミハイロビッチ監督のミランにあって、2トップの候補としてはこれで4人目となる。FWカルロス・バッカ、FWルイス・アドリアーノ、FWエムベイエ・ニアングがいるところに、バロテッリが復帰することになる。
これによりベローナ戦のスタメンと予想され、前節のカルピ戦でも途中交代後に実施したニアングを右サイドハーフに回す手段も、より現実味を帯びてくる。少なくとも右サイドハーフでMFアレッシオ・チェルチの後ろという序列になっている本田は、指揮官にとって3番目以降の選択肢になる可能性が高い。
前節カルピ戦でスコアレスドローに終わったミランのミハイロビッチ監督は、ゴールが必要な場面でFWルイス・アドリアーノを途中投入したのみ。切り札を2枚残したまま、試合終了のホイッスルを聞いた。本田を含むベンチメンバーへの不満を明確にした格好の指揮官とミランにとって、歓迎すべき悪童の復帰劇だが、リーグ戦10試合連続本田にとってはさらに出場機会を奪われるリスクが高まることになる。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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