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リーグ10戦連続スタメン落ちの本田がさらなる窮地 悪童バロテッリが次節メンバー入りへ
手術を乗り越え全体練習に復帰
悪童の復帰が近づいてきた。日本代表FW本田圭佑所属のACミランに今夏、期限付き移籍で復帰したFWマリオ・バロテッリは9月27日のジェノア戦に出場後、スポーツヘルニアによって戦列を離れていた。だが、ストライカーは手術を乗り越え、ついに全体練習に復帰したとイタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
昨季所属したリバプールで完全に戦力外状態になっていたバロテッリは、今夏にレンタル料が無料な上に、年俸の半分以上をリバプール側が負担するという完全な”厄介払い状態”で古巣のミランに復帰していた。ミラン側も、契約書の中に「コード・バロテッリ」という名で報じられた、不祥事を起こした際には即刻契約解除ができるという条項を盛り込んだと伝えられ、最初から懐疑的な目で見られる中でのスタートだった。
しかし、バロテッリはラストチャンスだと思われるこのミランでの生活で、更生の兆しを見せた。合流から10日ほどで、愛車のランボルギーニを一般道で時速90キロで走行させてスピード違反により書類送検されたものの、ピッチ内では至って真面目に練習に取り組み、9月23日のウディネーゼ戦では開始5分で芸術的な直接FKを決めて、ミラン復帰後初ゴールを挙げていた。
ところが、昨季にほとんど稼働していなかったことも一因にあるのか、そこからスポーツヘルニアによって離脱。手術を受けるなど、約2ヵ月半を治療とリハビリに費やしたが、ついに全体練習に復帰。早ければ、13日の次節ベローナ戦でのベンチ入りの可能性もあるという。
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