インテル三冠達成時のエースストライカーが、来年6月の現役引退を表明
元アルゼンチン代表FWディエゴ・ミリートが、母国でスパイクを脱ぐ
「エル・プリンシペ(王子)」の愛称を持つストライカーである元アルゼンチン代表FWディエゴ・ミリートが、来年6月での現役引退を表明した。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。
母国アルゼンチンのラシン・クラブでキャリアをスタートさせたミリートは、2003年にイタリアのジェノアに移籍し、ヨーロッパでのキャリアをスタート。ジェノアの八百長問題によりスペインのサラゴサに活躍の場を移し、その後ジェノアに再加入。インテルでのプレーを経て、古巣のラシンに復帰していた。
「残り6ヵ月間、このユニフォームを着られることに満足しているんだ。何か特別なことがない限り、6月に引退するよ。この決断は簡単なものではなかった。なにしろ、サッカーをすることは僕の人生の全てだからね」
ミリートはそう語り、来年のリベルタドーレス杯を最後に引退すると話している。14年には若手中心のラシンを13年ぶりのリーグ制覇に導いていた。
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