ドルトムントの“英雄”香川真司、“芸術ダイレクトループ弾”に再脚光 「見たことない!!!」
2016年4月のシャルケ戦で決めた伝説の一撃をブンデス公式インスタグラムが回顧
今夏スペイン2部レアル・サラゴサに移籍した日本代表MF香川真司は、リーグ開幕から6試合連続で先発出場し2ゴールを挙げるなど、ここまで4勝2分の無敗で3位につけるチームで輝きを放っている。そうしたなか、昨季まで通算7シーズンを戦ったドイツ・ブンデスリーガの公式インスタグラムは、ドルトムント時代の伝説となっているゴール動画を、「香川が英雄になった時」と記し回顧している。
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再びスポットライトが当てられているのは、香川が2016年4月10日のブンデスリーガ第29節シャルケ戦(2-2)で決めた一撃だ。同じルール地方を本拠地とするライバルとの“レヴィア・ダービー”は、ドルトムント時代の香川を語るうえで不可欠なカードだが、この一戦でも日本人アタッカーは極上の輝きを放った。
敵地での一戦は前半を0-0で折り返し、迎えた後半4分だった。中盤で前を向いた香川がドリブルで持ち運ぶと、前線に走り込んだMFモリッツ・ライトナーへの縦パスから、相手ペナルティーエリア手前でリターンパスを受ける。すると香川は相手GKラル・フェアマンがわずかに前へ出ていたのを見逃さず、ダイレクトでループシュート。美しい弧を描いたボールは鮮やかにゴールネットへと吸い込まれ、ドルトムントに先制点をもたらした。
最終的に2-2のドローに終わったが、ドイツで「小さな魔法使い」と呼ばれた香川の芸術的な一撃は当時大きな話題を呼んだ。そして今回、ブンデスリーガ公式インスタグラムは「香川真司がレヴィア・ダービーでヒーローになった時」と綴り、動画を公開。華麗なゴールに、コメント欄では「見たことない!!!」「素晴らしいゴール!」などの声が上がっていた。
ドルトムントでブンデスリーガ連覇を達成するなど、一時代を築いた香川。ドイツでの華麗なプレーの数々は、今後も語り継がれていきそうだ。