グループH：名門バレンシアが突破できず

　5連勝でゼニトがあっさりと首位通過を決めたグループだった。最終節の2位争いはヘントとバレンシアに絞られていたが、ガリー・ネビル新監督を迎えたバレンシアはホームでリヨンに0-2と敗戦。この時点で望みは潰え、3位でELに回ることになった。ヘントがゼニトに勝利したためバレンシアは仮に勝っても3位だったが、後味の悪さが残った。躍進した2位ヘントは、バレンシアとの直接対決2連戦で1勝1敗も、アウェーゴール数で上回ったことが最終戦での余裕を生んだ。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images