古巣レアル撃破、PSG移籍に手応えのGKナバス 「人生はこういうもの」「恨みない」
GKクルトワのレアル加入で出場機会減、今夏PSG移籍を経て古巣レアル戦で勝利に貢献
今夏、レアル・マドリードからパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍したコスタリカ代表GKケイラー・ナバスは、新天地でプレーした2試合でファンのハートを掴むとともに、自身も確かな手ごたえを得ているようだ。スペイン紙「マルカ」がUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリード戦(3-0)後のコメントを伝えている。
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レアルでCL3連覇を成し遂げるなど、クラブに貢献してきたナバスだったが、昨夏にベルギー代表GKティボー・クルトワが加入するとともに出場機会が減り、今夏の移籍市場最終日にPSGへ放出された。
19日に行われたCLのグループステージ第1節では、古巣であるレアルと対戦し、3-0の勝利に貢献。フランス代表FWキリアン・ムバッペ、ブラジル代表FWネイマール、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニら、豪華な攻撃陣を揃えるPSGだが、一方で正GK探しは難航していた。
クラブが長年抱えていた問題に決着をつける存在として、大きな期待が寄せられているナバスは、試合後に移籍が正解だったとコメントしている。
「決して傷ついてはいない。ただ、長年、クラブに尽くしてきたし、常に良い形で去りたいとは思っていた。人生はこういうものだから、恨みもないよ。誰もが知っているように、僕は常に全力を尽くしてきた。でも、十分なプレー機会を与えられなかった。そして今、ここにいるんだ」
対照的にレアルでは、クルトワはレアルの正GKとして相応しいのかという議論が巻き起こっている。CL開幕戦を終えて、昨夏、ポジションを争った2人の明暗が、くっきりと分かれる形になった。
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