CLグループE~Hの最終節展望 プレミア勢2チームに敗退危機が忍び寄る
残り5枠を巡り最終決戦へ
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループE~Hがいよいよ最終節を迎える。これまでに11のクラブが決勝トーナメント進出を決めており、残り5枠の行方を巡り、4グループで最終決戦が繰り広げられる。またCL16強入りを懸けた戦いだけでなく、各グループ3位にはUEFAヨーロッパリーグ(EL)行きの権利も与えられる。その戦いにも注目だ。
現地の9日(日本時間10日4:45キックオフ)に行われるグループEからHの対戦カードと、勝ち抜け条件を整理した(対戦カードの左側がホーム)。
グループE:3チームに2位通過の可能性
<最終節のカード>
レバークーゼン vs バルセロナ
ローマ vs BATEボリソフ
昨季王者バルセロナが圧倒的な強さで首位通過を確定させている。その一方で2位、3位争いは混沌としている。最も優位なポジションにいるのはローマか。同勝ち点のレバークーゼンとの直接対決の成績で上回るため、BATEボリソフに勝利すれば2位確定となる。レバークーゼンが決勝トーナメントに進出するためにはバルセロナに勝利し、ローマが引き分け以下に終わることが条件。現時点で最下位のBATEボリソフだが、ローマに勝利し、レバークーゼンが引き分け以下という条件を満たせば、逆転での2位通過を実現する。