泣きっ面に蜂のファン・ハール CL敗退に加えて最終ラインの2人が負傷離脱へ
ダルミアン、スモーリングも故障
マンチェスター・ユナイテッドは、8日のUEFAチャンピオンズリーグ1次リーグ敵地ヴォルフスブルク戦で2-3で逆転負けを喫し、決勝トーナメント進出を逃した。さらに、最終ラインのキーマン2人が、この試合で故障するという悲劇に見舞われている。地元紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」が報じた。
マンUは主将のイングランド代表FWウェイン・ルーニーが足首の故障で離脱しているのを筆頭に、フランス代表MFモルガン・シュナイデルラン、DFマルコス・ロホ、ルーク・ショー、アントニオ・バレンシアも欠場していた。
そうした故障者続出の中、敵地で迎えた試合で事件は起きた。ハーフタイムには、イタリア代表左サイドバックのマッテオ・ダルミアンが太もも裏の故障で交代。そして、イングランド代表DFクリス・スモーリングはすでに交代枠を使い切った後、股関節を痛めるアクシデントに見舞われてしまう。DFラインでの仕事をこなせるコンディションではないために、終盤FWにシフトする羽目になった。
ヴォルフスブルクのクラブ史上初の16強進出を許したマンUは、12日の敵地ボーンマス戦で仕切り直しの一戦を迎える。だが、この2人は欠場が濃厚だ。
泣きっ面に蜂のファン・ハール監督は「まだ起きたばかりなので彼らが試合に出れるのか、どうかわからない。通常なら土曜日は出られない」と嘆き節だった。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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