韓国神童MF、CLハーフタイムの6連続“ゴール直撃キック”に反響 「天才的プレー」
久保と同世代のイ・ガンインがCLチェルシー戦のハーフタイムにテクニックを発揮
バレンシアは現地時間17日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節チェルシー戦で1-0と白星スタートを切った。後半45分に途中出場した18歳の韓国代表MFイ・ガンインは、CLでプレーしたクラブ史上最年少の外国籍選手(18歳6カ月28日)となったが、ハーフタイムのウォームアップでの“神業”が海外メディアで話題を呼んでいる。
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バレンシアはCL初戦のチェルシー戦、後半29分にスペイン代表MFダニエル・パレホのお膳立てからスペイン代表FWロドリゴが決勝ゴールを挙げ、プレミアの強豪を1-0で破った。
注目が集まっているのは、試合のハーフタイムに行われたバレンシアのウォームアップだ。ゴールから約25メートルの位置にセットされたボールに対し、イ・ガンインが左足を振り抜くと、ボールは綺麗にクロスバーを叩く。続けて放った一撃が右ポストを直撃すると、今度は利き足とは逆の右足でやわらかく蹴ったボールもクロスバーをヒット。同僚がチャレンジするも失敗するなか、イ・ガンインは続けざまに左足、右足、左足で打ったシュートも連続してクロスバーに当たり、練習ながらキック精度の高さを見せつけた。
米スポーツ専門局「ESPN」の番組「スポーツセンター」は、「クレイジー! バレンシアの韓国人イ・ガンインが、スタンフォード・ブリッジでのチェルシー戦のハーフタイムにクロスバーヒットのショーを展開」と動画を公開。スペインメディア「エス・デスマルケ」も「イ・ガンインの最新天才的プレー」と見出しを打ち、「イ・ガンインはクロスバーにボールを6回蹴って、ウォームアップショーを行った」と伝えている。
イ・ガンインはその後、1点リードの後半45分にゴールを決めたロドリゴに代わって途中出場。CLでプレーしたクラブ史上最年少の外国籍選手(18歳6カ月28日)となり、“外国籍”の振るいを外してもクラブ史上3番目に若い記録になったという。先日のマジョルカ戦(2-0)では、同世代の日本代表MF久保建英との対決が注目を浴びたイ・ガンイン。スペインで研鑽を積む韓国人レフティーは、随所に実力を証明している。