「同じ間違いを犯している」 トッテナムFWケイン、“成長”のないチームに怒り露わ
CLグループステージ初戦でオリンピアコスに2-2のドロー
トットナムは日本時間19日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節オリンピアコス戦に臨み、2-2のドロー決着となった。悔しい結果となった試合後、ミックスゾーンで応対したイングランド代表FWハリー・ケインは、「我々はまだ1年目と同じような間違いを犯している」とチームに対して怒りを露わにした。英紙「インディペンデント」が報じた。
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昨季のCLファイナリストであるトットナムは、グループステージ初戦でオリンピアコスと対戦。前半26分のケインのPKに続き、ブラジル代表FWルーカス・モウラのゴールによって2点のリードを奪うことに成功した。しかし、前半終了間際に失点を許すと、後半にもPKから失点。結果的に試合を振り出しに戻される形でドロー決着となった。
ケインは試合後、まず衛星放送「BTスポーツ」のインタビューに対しては社交的な応対を見せた。
「(自分たちで試合を難しくした?)そう思う。僕らは白星スタートを切ることで自分たちをいいポジションに置きたかった。みんなが知っているように、昨季はあまり上手くスタートを切れず追いつく必要があった。だけど、僕らは間違いなくそれができるだけのチームの回復力を持っている。これは最初の試合に過ぎない。間違いなく自分たちのやることをやれば突破することができる。ただ、改善すべき点がたくさんあることは分かっているよ」
しかし、そのインタビューが終わり記者陣の待つミックスゾーンにケインが現れると、雰囲気は一変。記事によれば、怒りを露わにしながら言葉を述べたという。
「(マウリシオ・ポチェッティーノ)監督がイライラしている理由が分かるよ。彼は今、ここに6年いるけど、我々はまだ1年目と同じような間違いを犯している。僕らはもう若くないし、経験も浅くない。クラブや自国でビッグゲームをプレーしている。この状況を回避する方法を見つけなければならない。より良くし、成長するためにね。それが僕らのできることのすべてだよ」
リーグ戦でもスタートダッシュを切れなかったトットナム。ケインの警鐘はチームに響くのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)