日本から最多3人! 今も現役の98年W杯戦士を英紙特集…世界的ビッグネームの名前も
日本は98年フランス大会で初出場 ブッフォン、エメルソンも現役で戦う
1998年のフランス・ワールドカップ(W杯)で、日本代表はその歴史上初めて本大会に駒を進めた。グループリーグでは3戦3敗というほろ苦い結果となったが、世界を相手に確かな一歩を踏み出し、自国開催の2002年には決勝トーナメント進出を果たしている。
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その記念すべき大会から21年が経ち、当時のスター選手もほとんどが引退。先日には元カメルーン代表FWサミュエル・エトーが現役引退を発表した。この世代屈指のタレントであるエトーの引退を受けて、英紙「ガーディアン」はフランスW杯に出場し、今も現役を続ける選手たちを特集。日本人は最多の3人が名を連ね、“ゴン”のニックネームで知られるFW中山雅史(アスルクラロ沼津)は最年長とされている。
記事で紹介されているのは、計8選手。そのなかでも最もネームバリューが高いのは、元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン(ユベントス)だろう。長きにわたって世界ナンバーワンGKの座を守り続け、2006年のドイツ・ワールドカップ(W杯)優勝も経験した。ユベントスが2部に降格した際もチームに残り、後の黄金時代を築く礎を作り上げたレジェンドだ。
また、イタリアやスペインで活躍した元ブラジル代表MFエメルソン(マイアミ・デイドFC)も、リスト屈指のビッグネームだ。ユベントスではブッフォンとも共闘したボランチは、代表チームでは主将も務めた経験を持つ。その他には元カメルーン代表MFジョセフ・エンドゥ(アキル・ローバーズ)、元韓国代表FWイ・ドングッ(全北現代)、元サウジアラビア代表DFフセイン・スライマーニー(アル・アハリ・ジッダ)の名前が挙げられている。
そして、このリストのなかで“最大勢力”となったのが日本人選手だ。今月23日に52歳の誕生日を迎える中山をはじめ、沼津の同僚であるMF伊東輝悦、今夏に北海道コンサドーレ札幌からFC琉球に移籍したMF小野伸二と、3人が今も現役の舞台で戦い続けている。