練習場で見せたスキルに称賛　一方で現状のチームを揶揄する声も…

　マンチェスター・ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール監督の衰えないスキルが注目を浴びている。

　昨季途中にユナイテッドの監督に就任したスールシャール監督は、今季も継続して指揮を執る。プレミアリーグではここまで2勝2分1敗の4位につけ、現地時間19日にはUEFAヨーロッパリーグ（EL）初戦のアスタナ戦を控えている。

　そんななか、英衛星放送「スカイ・スポーツ」プレミアリーグ版公式ツイッターは、「オレ・グンナー・スールシャールは今でもマンチェスター・ユナイテッドの前線で仕事ができる？」と綴って動画を公開。そこにはスールシャール監督がある“チャレンジ”を成功させる様子が収められていた。

　練習中の一幕と見られる動画では、スールシャール監督が短い助走からボールをキック。優しく蹴り上げられたボールは練習場を囲うネットに跳ね返ると、ピッチ外周に設置されていたゴミ箱の上へ。ボールはゴミ箱の縁に当たりながら、中へと吸い込まれていった。すでに46歳となったスールシャール監督だが、キックの感覚は錆び付いていないことを見せつけている。

　投稿の返信欄では「技術は衰えない」「偉大なフィニッシャー」と称賛する声や、「確かにラッシュフォードやマルシアルにはできないかもね」「選手たちは10メートルの距離からもゴールを奪えないというのに」と現在のFW陣と比べて悲観する意見も見られた。一方、「監督としての仕事よりはマシ」「ゴミ箱＝クリスマスまでに監督が行くところ」という、今のユナイテッドに満足できない人々の辛辣なコメントも寄せられている。

　昨季は一時、暫定監督としてチームを上昇気流に乗せたものの、正式監督就任後は勢いに乗れていない感のあるスールシャール監督。ELの開幕を機に、指導するチームはファンを納得させるパフォーマンスを見せていくことができるだろうか。