元ウェールズ代表監督、語学面の批判浴びるベイルを擁護 「完璧なスペイン語を話していた」
ウェールズ代表を率いてベイルを指導したコールマン氏が教え子について言及
ウェールズ代表を率いた経験のあるクリス・コールマン氏は、レアル・マドリードに6年以上在籍しながらスペイン語が話せないと批判を受けているウェールズ代表FWギャレス・ベイルを「完璧なスペイン語を話せる」と擁護している。スペイン紙「AS」が伝えた。
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今夏の移籍市場でレアル退団が噂されていたベイルだが、最終的には残留。同選手は2013年のレアル加入から6年間をスペインで過ごしているが、スペイン語を話せないことが度々話題に上がってきた。
かつてレアルでベイルを指導し、同選手にウェールズ代表デビューのチャンスを与えた同胞のジョン・トシャック氏も以前に「クラブへのリスペクトを示すためにもスペイン語を学ぶべき」と厳しい言葉を浴びせていた。
ところが、元レアル・ソシエダの監督で、5年間指揮を執ったウェールズ代表でベイルを指導した経験のあるコールマン氏は、米メディア「ジ・アスレチック」のインタビューで、言葉の壁を批判される同選手をこう擁護している。
「私はマドリードでギャレスと一緒にいたが、レストランに行った時、彼は完璧なスペイン語を話していたし、他の人と会話をしながら食べ物を注文していた」
トシャック氏がベイルについて、レアルであまり公の場に立っていないと批判していた一軒を受けて、コールマン氏は「だが、彼は今までそんなことをしたことはない。そういうタイプの人間ではないんだ」とコメントしている。
また、ベイルは招集外となった際、試合中に趣味のゴルフに興じていたと報じられたが、
これについてもコールマン氏は「家に帰れば、ゴルフもしたり、家族や自分の友人と時間を過ごしたりする。彼にあれをすべき、これをすべきと人々が言うのは全くフェアじゃない。彼は、彼自身であるべき」と述べ、「もしギャレスが心の中でハッピーと思っていなければ、ピッチでもハッピーにはなれない」と締めくくっている。
コールマン氏は一貫して教え子を擁護する立場に立っていた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)