「ジダンは終わり」 レアルがPSGに衝撃の0-3完敗、ファンから解任要求の声が浮上
主力不在のPSGに枠内シュート「0」で敗戦、英紙がSNSの声を紹介
昨季途中にレアル・マドリードの指揮官に再就任したジネディーヌ・ジダン監督だが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で3連覇を成し遂げた第1次政権時とは、状況が大きく異なっている。英紙「ザ・サン」は、0-3で敗れたCLでのパリ・サンジェルマン(PSG)戦後のファンの声を集めている。
【PR】ABEMA de DAZNでラ・リーガの久保建英など欧州サッカーの注目試合ハイライトを全試合無料配信!‘;
CL初戦で対峙したPSGは、負傷によってフランス代表FWキリアン・ムバッペとウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ、暴言による出場停止でブラジル代表FWネイマールが欠場と、強力トリデンテが不在という状況。だが元レアルのアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアに2ゴールを決められるなど、“白い巨人”は良いところがなく、敵地パルク・デ・プランスで0-3の完敗を喫した。しかも、ほぼベストメンバーで臨んだにもかかわらず、枠内シュート「0」という衝撃的な数字も残してしまっている。
この敗戦を受けて、3月に再就任したばかりのジダン監督に対する批判は一気に強まっている。SNSには「第1次政権時代の成功は、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに依るところが大きかった」という声や、「ジダン監督は職業案内所で次の仕事を探すべき」、さらに「ロナウド抜きではジダンは終わりだ。ひと夏で5億ポンド(約672億円)を使って、この内容? クビだろう」といった厳しい声が寄せられている。
さらにジダン監督を呼び戻したのは、フロレンティーノ・ペレス会長が解任を言い渡すためだという声も挙がっており、指揮官を歓迎する声は皆無に近い。
欧州ではペレス会長のお気に入りであり、昨季途中にマンチェスター・ユナイテッドの監督を退任して現在はフリーとなっているジョゼ・モウリーニョ氏が、ジダン氏の後任として控えていると報じられている。苦悩の新シーズンのスタートとなったジダン監督は、自らチームを再建できるのか、それともクラブが新たな監督を招くことになるのだろうか。