大失態のファン・ハールが嘆き節 マンUのグループステージ敗退の要因は…
命運を分けた幻のゴール
「もしも、あれが副審(の判断)なら、その時は仕方ない。最初ゴールの判定にして、何人かの選手が詰め寄ってきて、何かを言う。そして、心変わりをすることは個人的には奇妙に感じる。まあいい。だが、GKはマタのプレーに影響を受けたとは考えない。なぜなら、ボールはゴールに向かっていた。彼はボールに触ることもできなかったと思う。もちろん、マタがオフサイドのポジションにいた。彼はそれで優位性を手にしていた。相手も主審を批判したのだろう」
リンガードのクロスは、そのままゴールに吸い込まれたが、ゴール前にマタがオフサイドのポジションにいたことから主審は一度ゴールを認めながら、ホームのヴォルフスブルクの選手の抗議を受けて判定を覆した。
「ゴールを決めた2分後に失点した。同点弾の2分後に決勝弾を決められた。勝てるチャンスはあったと思う。私はとても落胆している。選手もそうだ。我々のクオリティーを示したかったリーグだが、我々はこれ以上何もできないのだから」
規律に厳格な戦略家は、ただただ嘆き続けた。赤い悪魔の2年ぶりのCLは、1次リーグ敗退に終わった。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page1 page2