「なんの意味もない」 王者撃破のナポリFWが誓う雪辱「1年前もリバプールを倒したけど…」
本拠地でのCL開幕戦でリバプールに2-0勝利 メルテンスがPKで先制ゴール
2019-20シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)が開幕し、現地時間17日にグループEからHまでの第1節が各地で行われた。グループEで注目の対決となったナポリと昨季王者リバプールの一戦は、ホームで戦ったナポリが2-0で勝利を収めた。
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前半は0-0のまま試合の均衡が保たれ、動きがあったのは後半35分だった。ベルギー代表FWドリース・メルテンスが中央から右サイドへ展開。パスを受けた右サイドのスペイン代表MFホセ・カジェホンがドリブルでカットインしてスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンのファウルを誘い、PKを獲得。これをメルテンスがゴール右隅に沈め、同37分にナポリが先制した。
先手を取ったナポリはさらに後半アディショナルタイム2分、相手ゴール前でオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクのバックパスを奪った元スペイン代表FWフェルナンド・ジョレンテが抜け目なく流し込んで追加点をゲット。ディフェンディングチャンピオンを相手に2-0で勝利を収めた。
試合後、先制点を決めたメルテンスは、衛星放送「スカイ・スポーツ」のフラッシュインタビューに応じ、そのコメントをUEFA公式サイトが報じている。ベルギー代表FWは「信じられない試合に勝利することができたけど、僕らは次のゲームも一貫した戦いをしなければならない」と勝利に浮かれることなく、気を引き締めている。
それもそのはず。ナポリは昨季もCLグループステージでリバプールと対戦し、ホームでは1-0で勝利した。しかし、グループ最終戦で当たった際には逆に0-1で敗戦し、グループ3位に転落して決勝トーナメント進出を逃していた。昨季を知るメルテンスは、同じ轍は踏まないと意気込んでいる。
「僕らは1年前にもリバプールを倒したけど、次もいいゲームができなければ、なんの意味もない」
今季こそは決勝トーナメントへ――。雪辱を期すナポリが幸先の良い船出を切った。