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ミランがラベッシ獲り 資金捻出にトレード案も浮上
同紙の取材に対し、ミランのアドリアーノ・ガリアーニ社長は「(ラベッシが)年俸を下げても来たいと言っていることを高く評価している。でも2列目の選手がたくさんいるのでトレードするしかない」と語り、ロシア強豪ゼニトDFドメニコ・クリシート同様に獲得に水面下で動いていることを認めている。
ラベッシは2007年から2012年までナポリでプレー。リーグ戦156試合に出場し、38得点と活躍した。「エル・ポチョ(スペイン語で稲妻)」の異名を取るストライカーは2016年シーズン終了時までパリの強豪と契約を残しているというが、より多くの出場機会を手にするために給料を下げてでもミラン移籍を希望しているという。
だが、ハードルは多い。同紙によると、ミランの補強費の限度額は1800万ユーロ(約24億6000万円)。そして、年俸の上限は400万ユーロ(約5億4800万円)。ラベッシの現在の推定年俸は460万ユーロ(約6億3000万円)だが、「ポチョはガリアーニが獲得リストとしてノートに長い間、名前を記している選手」とも報じている。
高年俸で移籍金も高額であることが予想されるラベッシを獲得するには、選手を放出する必要性があるとガリアーニ会長は言及している。22日のニューヨーク遠征から合流予定のMF本田圭佑もラベッシ獲得の資金作りに向けたトレード要員の1人となるのか。本田もフィリッポ・インザーギ新監督への更なるアピールが必要になりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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