プレミア史上「退屈な指揮官トップ20」を英紙が選出 マンUのファン・ハール監督は何位に?

スコアレスドローの割合でランキング

 マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は、プレミアリーグ第15節終了時点で首位レスターと勝ち点差わずか3のリーグ4位と、タイトル獲得に向けて好位置につけている。その一方で、今季本拠地での公式戦で5度のスコアレスドローを演じ、サポーターの不興を買っている。オールド・トラッフォードには「アタック、アタック!」というサポーターのチャントが鳴り響く。

 ポゼッションをこよなく愛し、ボールロストを嫌うオランダ人の戦術は「退屈」「守備的」と批判されることもあるが、英紙「テレグラフ」は「本当にルイス・ファン・ハールはうんざりするほど退屈なのか。『退屈な引き分けキングのランキング』で、彼はどこに位置するのか」と特集。プレミアリーグ歴代で、最も「スコアレスドロー」の多い指揮官トップ20を選出している。

 20位はセルティック時代に中村俊輔(横浜FM)とともにタイトルを積み上げたゴードン・ストラカン監督。コベントリー・シティとサウサンプトンを率いてプレミアの舞台で271試合指揮を執った。スコアレスドローは29試合で、全体の10.7%となっている。現在はスコットランド代表監督を務める。

 19位はアレックス・マクリーシュ監督。ストラカン監督と中村のセルティックに対し、宿敵レンジャーズ監督として「オールド・ファーム・ダービー」で鎬を削った指揮官は、プレミアの舞台でバーミンガム、アストン・ビラで指揮を執った。138試合中スコアレスドローは15試合。割合は10.9%となっている。

 

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