「ゴールは簡単」 ハット&クラブ新記録で“イブラ節”炸裂「ズラタンのようになれば…」
イブラヒモビッチがハットトリックでクラブのシーズン歴代最多得点記録を更新
米メジャーリーグサッカー(MLS)のLAギャラクシーは現地時間14日、ホームにスポルティング・カンザスシティを迎えた一戦で、7-2と大勝を飾った。ハットトリックでチームの勝利に貢献した元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは試合後、「ゴールを決めるのは簡単なことだ」と“イブラ節”を炸裂させている。スペイン紙「AS」が伝えた。
前半24分に先制点を許したLAギャラクシーは、同32分にイブラヒモビッチがPKのチャンスを得た。一度はGKに阻止されたものの、こぼれ球を押し込んで同点ゴール。1-1で折り返した後半は、開始3分でMFジョー・コロナがゴールして勝ち越し。後半6分には右サイドからのクロスをペナルティーエリア内で受けたイブラヒモビッチが、2選手に寄せられながらもボールをキープすると、そのまま左足を振り抜いて2点目をマークした。
さらに、6-1で迎えた後半40分、イブラヒモビッチは中盤からのパスを左サイドで受けると、そのままエリア内まで運び、ファーサイドに低い弾道のシュートをネットに突き刺した。
これで今季26ゴールに到達したイブラヒモビッチは、LAギャラクシーにおける1シーズンの歴代最多得点記録を塗り替えた。試合後のクラブ公式インタビューで37歳のストライカーは、「最善の方法でチームを助けようとしている。つまりはゴールを決めるということだ。ゴールを決めて、前に進み続けなければならない。ゴールを決めるという最高のやり方でチームを助け、みんなを楽にしなければならないんだ」と語った。
そして、インタビュアーに、「ビッグゴールを決めるのはあなたにとってどれくらい特別なものか?」と聞かれると、「ゴールを決めるのは簡単なこと。ズラタンのようになるだけで、ゴールがやってくる」と“イブラ節”を炸裂させた。
衰えを知らないイブラヒモビッチは、今季どこまでゴールを積み重ねるのだろうか。