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「カルチャーショック」 強烈弾のハーツFW食野に現地メディア驚愕「創造的な突破口」
途中出場・食野のパフォーマンスを称賛「今季のインスピレーションの源となるだろう」
スコットランド1部ハーツに移籍したFW食野亮太郎は現地時間14日、リーグ第5節マザーウェル戦(2-3)に途中出場し、移籍後初ゴールを記録。現地メディアは「ハーツの創造的な突破口」と表現し、「まさにカルチャーショックだった」と賛辞を送っている。
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食野は今夏、J1ガンバ大阪からプレミアリーグ王者マンチェスター・シティに加入。すぐさま“武者修行”としてハーツへの期限付き移籍が決定した。第4節ハミルトン・アカデミカルFC戦(2-2)では、移籍翌日ながら異例とも言える起用で途中出場し、デビューを飾った。マザーウェル戦もベンチスタートとなったが、後半11分に投入された。
そして、迎えた後半41分、ワンツーを受けた食野はペナルティーエリア手前までドリブルで運ぶと、マッチアップした相手DFをキレのあるフェイントで振り切りシュートコースを生み出し、そのまま右足を一閃。鋭い低空ミドルシュートをゴール右隅に突き刺した。
スコットランドメディア「Not The Old Firm」は「食野は堂々たるパフォーマンスで威厳を見せつけた」と見出しを打ち、海外初挑戦で強烈なインパクトを与えている食野に称賛の言葉を送った。その存在感を「ハーツの創造的な突破口」と表現している。
「食野が投入される前のハーツは非常にスローに見えた。マザーウェルはそれに適応し、快適に過ごしていた分、食野がピッチに立った際は、まさにカルチャーショックだった」
ハーツの出来を「全体的に悲惨」と糾弾しながら、そのなかで輝きを放った食野に対しては「その低評価には決してふさわしくないエキサイティングなパフォーマンス。今後も継続される場合は、食野は今季のインスピレーションの源となるだろう」と太鼓判を押した。
新天地で新たな挑戦に臨む21歳の食野。若きストライカーはいったいどんなシーズンを送るのだろうか。