「シティやリバプールのように…」 チェルシーMF、ランパード監督に“必要なもの”主張
古株のブラジル代表MFウィリアン、「より多くの時間を与えるべきだ」と長期政権を要求
チェルシーは2019-20シーズン、クラブOBのフランク・ランパード監督の下でシーズンをスタートさせた。13年にチェルシーに加入したブラジル代表MFウィリアンにとって、チェルシーで5人目の監督となる。第5節を終えて2勝2分け1敗という成績のチェルシーだが、ウィリアンは新監督に時間を与えるべきだと主張した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
チェルシーでは多くの監督の下でプレーしてきたウィリアン。しかし、昨シーズンのプレミアリーグ王者であるマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督と僅差の2位となったリバプールのユルゲン・クロップ監督と同じように、チェルシーの首脳陣もランパード監督に時間を与えることを求めている。
「ランパードは、チェルシーで最も素晴らしい選手の1人であり、ヨーロッパでも最高の選手の1人だった。ファンは彼のことを愛しているし、彼はクラブのことをよく知っている。今は、彼により多くの時間を与えるべきだ。僕はチェルシーに6年間いるけど、すでに5人の異なる監督の下でプレーしてきたからね。シティやリバプールのように3、4年間を与えるのは、すごく重要なことだよ」
夏にはスペインのバルセロナからもオファーを受けたウィリアンだが、オファーを断っている。さらに、契約の切れる来夏以降もチェルシーに留まりたいと考えているようだ。
「僕としては、ここに残りたい。契約はあと1年だけど、チェルシーでプレーしていて居心地がいいんだよ。チェルシーでのプレーが好きだし、全員とのつながりを感じる。ファンやクラブで働いている人とのね。この話はシーズンの終わりにするべきだね。今は、考えるべき時ではない。僕は自分のプレーをしたいし、チームを助けたいんだ」
すでに“古株”となっているウィリアンが希望するように、ランパード監督にはある程度の時間が与えられることになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)