サラゴサ指揮官、香川ら攻撃ユニットに賛辞惜しまず 「決定的な仕事をしてくれた」
香川、ドゥワメナ、スアレスの3人に手応え 敵将も「サラゴサの勝利は妥当」と脱帽
スペイン2部レアル・サラゴサは現地時間15日、リーグ第5節エストレマドゥーラ戦で3-1と勝利を収めた。この試合で日本代表MF香川真司は勝ち越し弾を決め、チームの勝利に大きく貢献したが、監督も前線トライアングルの機能性に手ごたえを感じているようだ。
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エストレマドゥーラ戦で先発した香川は開幕から5試合連続でスタメン出場。チームは前半12分にFWラファエル・ドゥワメナが幸先良く先制弾を奪うも、後半9分に同点弾を奪われてしまう。
しかし、ここまで3勝1分でリーグ2位と好調を維持するサラゴサの原動力となっている香川が魅せる。1-1で迎えた同35分、左サイドを突破したFWルイス・スアレスのクロスに、マークを振り切った香川がゴール前に走り込んで合わせ、勝ち越し弾をマーク。同41分にはスアレスがダメ押しの3点目を奪った。
チームは開幕5試合で4勝1分け。スタートダッシュに成功したなかで欠かせないのはドゥワメナ、スアレスの2トップ、そしてトップ下の香川だ。サラゴサの地元紙「ヘラルド」にはビクトル・フェルナンデス監督のコメントがこのように掲載されている。
「彼ら(ドゥワメナ、スアレス、香川)の前線3人が再びゴールを奪ってくれた。我々はこのエリアで強みを持っている。そして、彼らはエストレマドゥーラ陣内に入って決定的な仕事をしてくれた」
また相手のマヌエル・モスケラ監督も「サラゴサはとても力強い。彼らには高いレベルの選手たちがいるから、サラゴサの勝利は妥当だっただろう」とも称えている。香川が加わったサラゴサの攻撃は、リーガ2部で屈指の破壊力を誇っているといえそうだ。