“古都のメッシ”がJ1で切り裂く未来! 京都の駒井が浦和に完全移籍発表

プラチナ世代の切り札 複数ポジションをこなすマルチな才能

 J1の浦和レッズは8日、J2の京都サンガF.CからMF駒井善成を獲得したことを発表した。

 1992年生まれの”プラチナ世代”の駒井は下部組織から育った京都の生え抜き選手で、10代の頃から「天才ドリブラー」としてその名を広く知られた。同期のFW宮吉拓実(京都)らとともに将来を嘱望され、2010年に2種登録されるも出場なし。翌2011年に、J2に降格したトップチームに昇格を果たした。

 大木武元監督の指導の下、ルーキーイヤーから25試合に出場。サイドハーフやウイングを主戦場に、ウイングバックでもプレーし、スタメンの座を確保した。その後もコンスタントに出場を重ね、2014年にはチーム事情に合わせてサイドバックやボランチでもプレー。マルチな才能を開花させ、次第にゲームキャプテンも任されるなど、23歳にして京都の中心選手として活躍した。

 今季終盤に浦和への移籍が報じられると、多くのサポーターが残留を願ったが、駒井本人が悩んだ末に新たな挑戦を選択。京都の公式サイトでは、移籍を伝えるリリースの中で惜別のメッセージを残している。

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