3失点は「普通じゃない」 マンC新加入MFが初黒星に危機感「目を覚まさなければ…」

シティMFロドリ【写真:Getty Images】
シティMFロドリ【写真:Getty Images】

スペイン代表MFロドリ、ジャイアントキリングは「僕ら自身の責任」と反省

 マンチェスター・シティは現地時間14日のプレミアリーグ第5節ノリッジ・シティ戦に2-3で敗れ、今季初黒星を喫した。今季新加入のスペイン代表MFロドリは、2連覇中の王者が昇格組相手に3失点を喫したことは「普通じゃない」と語り、この異常事態から抜け出すために「目を覚まさなければならない」とチームを鼓舞している。クラブ公式サイトで語った。

 開幕4試合は3勝1分で終え、今年2月以降はプレミアリーグでも負けなしで駆け抜けていたシティ。しかし、敵地でのノリッジ戦では守備陣が不安を露呈し、前半のうちに2失点するなど常に相手に先行を許した。1-2で迎えた後半5分にはアルゼンチン代表DFニコラス・オタメンディが自陣で相手のプレスから簡単にボールを奪われると、そのまま決勝点を奪われた。

 試合終了間際にロドリが追撃のミドルシュートを決めるも、チームはあと1点が追いつけずに敗れた。得点も決めたロドリは、「負けたのは僕ら自身の責任」と自分たちが課題を露呈した試合だったと振り返った。

「この試合は彼らが勝つために多くのことをしたわけではなかったと思う。もちろんノリッジのことは祝福する。彼らは素晴らしいフットボールをしていた。でも、今日は僕らが彼らにチャンスを与えてしまった。自分たちのことを見つめ直し、ミスを解消しなければならない。これは普通じゃない。3失点はミスだ。チームは機能しているが、負けてしまった。それでも3日おきに試合はやってくるから、目を覚まさなければならない」

 3連覇の懸かるリーグ戦でいきなりつまずいたシティだが、現地時間18日にはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)今季初戦のシャフタール・ドネツク(ウクライナ)戦が控えている。息つくも暇もない過密日程だが、シティは敗戦のショックを引きずることなく、再び勝利を手にすることができるだろうか。

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