ボローニャ冨安、チーム3失点も“個人”の出来は伊メディア及第点 「前半よりも改善」

ブレシア戦、最終ラインでフル出場したDF冨安健洋【写真:Getty Images】
ブレシア戦、最終ラインでフル出場したDF冨安健洋【写真:Getty Images】

国際Aマッチウィークの強行日程のなかでフル出場 チームも打ち合いの末に逆転勝利

 日本代表DF冨安健洋が所属するセリエAのボローニャは、現地時間15日のリーグ第3節ブレシア戦で壮絶な打ち合いの末に4-3で逆転勝利を飾った。現地メディアは3失点した最終ラインでフル出場した冨安に、個人のプレーとしては一定の評価を与えた。

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 ボローニャはブレシア戦の前半だけで3失点。DFマッティア・バニが1得点したものの苦しい状況で後半を迎えた。しかし、後半4分に相手MFダニエレ・デッセーナが2枚目のイエローカードで退場すると怒涛の反撃。そこから3得点を重ねて逆転勝利を飾った。

 イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」は、冨安に「5.5点」とやや低めの採点を付け、「他の選手と同様に活力のあるブレシアの選手たちに手を焼いた」と言及。その一方で「決勝ゴールは彼のサイドから生まれた」と、ポジティブな要素も評価している。

 また、サッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は、冨安を及第点の「6点」と採点。寸評では「前の2試合に比べれば、そこまで良いパフォーマンスではなかった」としたが、「後半に入って前半よりも改善した」と、立て直した点に触れている。

 冨安はこのブレシア戦前に日本代表活動で日本とミャンマーでそれぞれ1試合ずつフル出場してイタリアに戻った。ハードスケジュールのなかだったがスタメンの座を守り、まずまずのプレーを見せてチームも勝利。まだリーグ戦で強豪と言えるクラブと対戦していないとはいえ、それでも2勝1分と無敗に貢献している。

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