サラゴサ香川、殊勲の決勝弾! 周囲との連動性をスペイン紙称賛「素晴らしいプレー」
1-1で迎えた後半35分、ルイス・スアレスのクロスに合わせて飛び込み今季2点目を記録
レアル・サラゴサの元日本代表MF香川真司が、チームの勝利に直結する今季2ゴール目を叩き込んだ。現地時間15日に行われたリーガ・エスパニョーラ2部第5節のエストレマドゥーラ戦で先発フル出場。後半35分に勝ち越し点を決め、3-1の勝利に大きく貢献した。
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完全にレギュラーの座をつかんだ香川は、この日も定位置のトップ下で出場。エストレマドゥーラには世代別代表の招集経験があるGK山口瑠伊が控えに構える中でキックオフの笛を聞いた。
試合は前半12分にガーナ人FWラファエル・ドゥワメナの先制ゴールによってサラゴサが幸先よく先制。香川は後半4分に痛烈なミドルシュートを放つなど積極的なプレーを見せた。しかし、後半9分にエストレマドゥーラに同点ゴールを許す。その後も香川がチャンスメイクやフィニッシュまで持ち込む場面があったが、1-1で推移する展開となった。
そんな中で迎えた後半35分、香川がきっちりと仕事をする。左サイドを突破したFWルイス・スアレスのパスに対して巧みにマークを外し、ゴール前でダイレクトで叩き込み決勝点をゲット。これで勢いに乗ったサラゴサは同41分にFWルイス・スアレスがダメ押し弾を決め、勝ち点3を確保した。
この活躍ぶりに対して、スペイン全国紙「マルカ」は「コロンビア人(スアレス)、MFエグアラス、そして香川の素晴らしいプレーから、スアレスは日本人アタッカーが押し込むための完璧なアシストを送った」と見事な連動ぶりでゴールを奪ったことを称えている。加入して間もない状況でもクオリティーの高さを見せる香川。その力は確実にサラゴサ躍進のメインエンジンとなっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)