充電中の「イタリアの名将」がマンUを逆指名!? 来夏にもプレミア再上陸か
名将が挙げた2つの条件とは
アンチェロッティ氏は2014年夏、ルイス・ファン・ハール現監督とともにユナイテッド新指揮官の有力候補だった。だが、当時率いていたレアルでUEFAチャンピオンズリーグを制したため、アンチェロッティ監督はユナイテッド行きを固辞した。
一方、2年目を迎えたファン・ハール監督は、愛妻との約束で来シーズン終了時にユナイテッドの指揮官を退任すると明言している。来夏の現場復帰を望むイタリア人指揮官だが、2017年の夏まで待てば、ユナイテッド次期監督就任の可能性が高まっているという。
「レアル残留に悔いはないよ。マドリードでの指揮を本当に楽しんでいた。私は素晴らしい計画を持つクラブに戻りたい。もちろん、競争力も必要だ」
計画性と競争力という2つの条件を挙げたアンチェロッティ監督は、「プレミアリーグは雰囲気も情熱も最高だ。競争力もある。だから、私は戻りたいんだ。特にあの雰囲気を味わうためにね」と語っている。
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督も今季不振に苦しむ一方、ブレンダン・ロジャース前監督を解任したリバプールはユルゲン・クロップ監督を招聘し、名門再建に順調な道のりを歩み始めている。プレミア行きを切望するアンチェロッティ監督は多くの名門にとって、救世主となるかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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