チェルシーFWジルー、MLS移籍の可能性を示唆 「最後の挑戦として扉を開けておく」
MLSに興味を示すも今夏移籍は考えず「これまで以上のものをもたらせる自信がある」
チェルシーのフランス代表FWオリビエ・ジルーは、現行契約が終了した後にプレミアリーグから離れることを検討しているという。今夏にチェルシーを離れることは考えていなかったとしたものの、アメリカのMLS(メジャーリーグサッカー)への興味を明かした。フランスのスポーツ専門局「RMCスポーツ」が報じている。
今月30日で33歳となるジルーは、今年5月にチェルシーとの契約を2020年6月まで延長した。だが、「RMCスポーツ」の取材に対して、MLS移籍に興味があることを示唆。将来的にはアメリカへ移住することを考えているという。
「家族や英語を話せる子供たちにとって、MLSは興味深いところだ。1年後なのか、2年後なのか、いつになるかは分からないが、契約が終了した後の最後の挑戦として扉を開けておくつもりだ」
サッカー選手としてのキャリアの終え方を考え始めているジルーだが、今夏での移籍は考えていなかったことを付け加えている。
「クラブにはオプションを行使する権利を持っていたこともあり、今回の契約延長に関して議論することはなかった。彼らは僕がクラブにもたらしているものに満足していた。これまで以上のものをもたらせると思っているし、その自信もある。その後に必ずしも離れる必要はないかもしれないが、まだ移籍の可能性ついて自分自身には問うていない」
将来的にMLSへの移籍を示唆したジルーだが、チェルシーで活躍する自信を見せている。今季の補強が禁じられているチェルシーにとって貴重な戦力なっており、ジルーが宣言したとおりの活躍が期待される。
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(FOOTBALL ZONE編集部)